宗教ではない仏教 ビジネス縁起観 浪 宏友事務所
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ダンマパダより

出典:中村 元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』岩波文庫

  

117

 人がもしも悪いことをしたならば、それを繰り返すな。悪事を心がけるな。悪がつみ重なるのは苦しみである。。

119

 まだ悪の報いが熟さない間は、悪人でも幸運に遭うことがある。しかし悪の報いが熟したときには、悪人はわざわいに遭う。

121

 「その報いはわたしには来ないだろう」とおもって、悪を軽んずるな。水が一滴ずつ滴(したた)り落ちるならば、水瓶でもみたされるのである。愚かな者は、水を少しずつでも集めるように悪を積むならば、やがてわざわいにみたされる。

  

解説

 『ダンマパダ』の第117句、第119句、第121句です。

 自分本位の欲望から、目先の損得に惑わされ、真理から外れた行為を繰り返してしまうことがあります。これを、悪いことをすると言っています。

 こうした悪いことをしているのも、幸せを求めてのことだと思いますが、知らず知らずのうちに苦悩の深みにはまってしまいます。

 心しなければならないと思います。


イラスト:べあともさん
(イラストACより)