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ダンマパダ
人がもしも善いことをしたならば
118 | 人がもしも善いことをしたならば、それを繰り返せ。善いことを心がけよ。善いことがつみ重なるのは楽しみである。 |
120 | まだ善の報いが熟しない間は、善人でもわざわいに遭うことがある。しかし、善の果報が熟したときには、善人は幸福(さいわい)に遭う。 |
122 | 「その報いはわたしには来ないだろう」とおもって、善を軽んずるな。水が一滴ずつ滴(したた)り落ちるならば、水瓶でもみたされる。気を付けている人は、水を少しずつでも集めるように善を積むならば、やがて福徳にみたされる。 |
解説『ダンマパダ』の第118句、120句、122句です。解説するまでもないと思います。 善とは、真理に適(かな)っていることと言えますが、それではちょっとわかりにくいようです。 私たちは「自分・相手・世間のすべてを幸せにする行ないは善である」と解釈しています。 |
![]() イラスト:麦さん(イラストACより) |
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