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浪 宏友ビジネス縁起観塾 休塾のお知らせ
浪 宏友ビジネス縁起観塾は、コロナウイルス感染症のため、当分の間休ませていただきます。 その間、原始仏典『ダンマパダ』をひもとき、少しずつ、学ばせていただきたいと思います。 |
原始仏典『ダンマパダ』より
出典:中村 元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』岩波文庫
19 | たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。ーー牛飼いが他人の牛を数えているように。かれは修行者の部類に入らない。 |
解説3>『ダンマパダ』の第19句です。 「ためになること」とは、その教えを学び実践すれば、苦しみが解決するばかりか、本当の幸せを得ることができる道です。これは、釈迦牟尼世尊の教えを指しています。 ためになることを数多く語るのですから、釈迦牟尼世尊の教えを数多く知っているわけです。ところが、当の本人は、教えを実行しないのです。それでは、自分の苦しみを解決することもできず、幸せになることもできません。 当時のインドでは、牛は貴重な財産です。他人の牛を数えても自分の財産は増えません。自分の財産を増やすことに努めていないのであれば、怠けていると言われても仕方がないでしょう。 釈迦牟尼世尊の教えを知っているけれども、実行していない人は、何の修行もしていないと言わざるをえないのです。 |
![]() イラスト:阿部モノさん (イラストACより) |
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